2009年10月28日水曜日

テーマ「秋」

火曜日のデッサンクラスでは、秋というテーマでデッサンに挑戦しました。みなさん何をどう描けばいいのか迷われたようですが、結果的には予想以上の(?) 秀作がそろいました。
目の前のあるがままの現実を描く(見たまま描く) こともある意味大切なことですが、それだけで果たして絵としての効果を十分に持つのかどうかを見極めることが、とても重要なことです。絵は、単なる現実のコピーなのではなく、それ自体、自立した世界なのですから。
今回の課題では、描き出す前に作品になったときのイメージを持って課題に入れたことが、結果的にただモチーフを写すだけではできない作品を生むことに繋がったのだと思います。
「何を描くか」だけではなく、「どう描くか」ということが大切なんですね。