月曜日の授業で行ってきた「美術講義」をオンライン授業として開講します!
テーマは「印象派と19世紀美術」。日本人にとってとても馴染深い印象派。モネやルノアールがお気に入りの画家だという方も多いのではないでしょうか。実は印象派の出現は西洋絵画の歴史のなかでもとても重要なターニングポイントのひとつでもあります。宗教・物語・形の再現から自由になり、色彩と形と空間を解放し、多様な絵画表現の可能性の種を蒔いたこの時代の絵画。これらを理解することで西洋絵画の見方がきっと変わることでしょう。
講義は全3回。オンライン上でスライドを使った90分の講義を行ったのち、参加者の方よりおのおの自由に質問をいただき、それに講師がお答えするという形式の授業です。堅苦しいものではなく、車座になって、話を聞き、自由に語らう、そんな授業をイメージしています。夜の時間帯に行うので、飲みながら、つまみながらもOK。フランクな雰囲気の中で、絵画を味わい、当時の絵描きに思いを馳せてみませんか?
ー 概要 ー
第1回 6月24日(水) 7:00p.m.〜10:00p.m.(約3時間)
テーマ:「印象派前夜ー印象派以前の絵画を理解する」
印象派をより理解するために、印象派が生まれる以前の絵画の「伝統」と、その伝統に立ち向かった巨匠「マネ」、及び、いくつかの主要ムーブメントについて学びます。この時代を理解する事無しに印象派の革新性を理解することはできません!
第2回 7月8日(水) 7:00p.m.〜10:00p.m.(約3時間)
テーマ:「印象派の絵画を正しく理解する」
印象派の絵画には、色彩が明るくテーマも身近で解説無しでも十分楽しめるものが数多くあります。しかし、印象派の画家たちが行ったことは、意外にも「実験的」で「革新的」なものでした。「モネ」の作品を中心に、印象派の画家は何を見、描いたのかについて紹介します。
第3回 7月22日(水) 7:00p.m.〜10:00p.m.(約3時間)
テーマ:「印象派の後継〜現代へ」
印象派の影響を受けつつも、次第に反発し、乗り越えようとした画家たちは、やがて各々に独自のスタイルを追求していきます。セザンヌ・ゴッホ・ゴーギャンなど、この時代のスーパースターが実践した絵画スタイルは、やがてピカソや20世紀の前衛へとつながっていきます。巨匠ピカソにも影響を与えたこの時代の絵画とは?
いずれも90分のスライドレクチャーののち、90分程度の質疑応答の時間を設けまます。(長時間となりますので、途中退場OKです)
【講師】
メイン講師:北川聡(横浜美術学院学院長)
アシスタント:秋山雅子(え塾講師)
【参加方法】
⒈ 横浜美術学院までメール・お電話(045-316-0677)にて「え塾特別オンライン授業」参加とお伝えください。
⒉ 受講料11,600円(税込)をお支払いください。
●お支払い方法<会員の方>
6月18日までにお申し込みいただいた会員の方は7月の引き落とし時に、
口座より引き落としをさせていただきます。
●お支払い方法<非会員の方>
非会員の方は振り込みとなります。メールまたはお電話でお申込いただいたのち
振り込み先などをお知らせいたします。
※納入された受講料は原則としてお返しできません。ただし、次の場合に限りお返し致します。
・転居や病気などやむを得ない事情があり、開講前日までにご連絡を頂いた場合。所定の手数料を引いた額を返金させて頂きます。
⒊ こちらで振り込みを確認できた方に授業への参加方法をメールにてお知らせいたします。
【申込締め切り】6月18日(木)
授業ではオンライン会議システム「zoom」を使用します。スライドを使用しますので、タブレット端末以上の大きさの端末でのご参加をお勧めします。「zoom」の利用が初めてでわからないという方にはメールでのサポートを無料でいたします。「zoom」の導入は初めての方でも難しくありません。普段パソコンでインターネットをされる程度の知識があれば十分です。
え塾会員の方向けの講座ですが、会員のお友達で興味のある方などいらっしゃいましたら、ご紹介ください。なお、1回のみ受講というのはお受けしていません。全3回セットでお願い致します。
講座へのご質問は、メール・お電話(045-316-0677)にてお気軽にお問い合わせください。